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●畦塗り(あぜぬり)

■畦塗りとは、モグラの穴などから田んぼの水が抜けないよう、土で壁を塗っていく作業です。黒塗り(くろぬり)とも言います。昔は手作業でしたが、今は便利な機械が出来て、とてもきれいに仕上がります。


これが畦塗り機械です。各メーカーからいろんなタイプの物が発売されております。

私のはニプロというメーカーの円盤が回転するタイプを使用しています。
以前はドカドカとたたくタイプの機械を使用していましたが、振動が大きく、トラクターへの負荷も身体への衝撃も大きいので、交換しました。
円盤が回転するタイプは、手で塗るよりもとてもきれいに仕上がります。

作業前には整備点検をします。
左が土を削るロータリーです。
常に回転していますので、爪が消耗してしまいます。
重ねてみると一目瞭然。
上が消耗した爪、下が新しい爪です。
消耗して細くなった爪が、石にぶつかって折れてしまい、更にこんなに小さくなってしまいました。


このように使います。
回転板の前にロータリーの爪が付いていて、土を削りながら円盤で塗っていきます。

畦の高さは約30センチです。

左が作業前の畦です。モグラの穴も見えます。
これが、右が画像のように仕上がります。

いかがですか?
これが畦塗りという作業です。

これで、水漏れなし。

きれいに出来ました!
これで約100メートルです。
10分くらいで出来てしまいます。

田んぼが乾燥しすぎて土がサラサラ状態の時や、逆に、土が湿りすぎていてもトロトロになってしまい、うまく塗ることが出来ません。

また、石の多い畦はロータリーの爪が折れたり、機械への衝撃が大きいので、注意が必要です。
 

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