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●稲刈り(いねかり)


■いよいよ収穫です。コンバインという機械で稲を刈り、籾(モミ)だけを収穫します。天気が良ければ作業も順調に進むのですが、少しでも雨が降ると、稲が乾くまでは作業が出来ません。また、倒れた稲や、ぬかる田んぼは刈り取るのにとても苦労します。

これがコンバインという機械です。

刈り取り、脱穀、ワラ切りまでの作業がこれ1台で出来てしまいます。

機械の前の部分にはこのような刈り刃が付いていて、刈り取られた稲は列になって流れ、後ろの部分で籾を脱穀(だっこく)し、ワラが刻まれます。

空き缶や異物を刈らないよう注意しなくてはなりません。

このように乗って、操作します。
基本的に田んぼの外側から左回り(反時計回り)に刈り取って行きます。

私のコンバインは4条刈りなので、一度に4列ずつ刈り取ることが出来ます。
操作には慣れが必要で、無駄な動きをしないよう、機械に負担がかかりすぎないよう神経を使います。

コンバインのタンクにモミが一杯になるとダンプへ移します。ダンプが一杯になったらライスセンターまで運び、乾燥作業に移ります。

天気が続いて稲や田んぼが乾いていると、すべて順調に作業が進むのですが、雨が多い年は刈り取り作業も大変です。

このようにコンバインのタンクから、籾が排出されます。

乾燥機の能力にあわせ、田んぼの割り当てや面積の計算など、無駄なくフルに稼働させるために、事前の打ち合わせがとても重要です。

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