●籾乾燥（もみかんそう）

■刈り取った籾を乾燥機に入れて、一定の水分（１５.０％前後）まで乾燥させる作業です。
高水分のままでは、蒸れて変質してしまいますので、刈り取った籾は出来るだけ早く乾燥機に入れ、ゆっくりと一定水分まで乾燥させます。

刈り取った籾を入れるホッパーです。 地下になっていて、昇降機（中央縦長）によって各乾燥機に籾が移動されます。

バックオーラーイ！ このように刈り取った籾がダンプで運ばれ、ホッパーへ投入されます。 この間に、コンバインで刈り取りが進んでいますので、ダンプは籾を投入後、また田んぼへ向かいます。

次の籾が運ばれて来るまでに、全て投入しなくてはなりません。 １粒残らずの精神で、きれいに投入します。

これが乾燥機です。 投入された籾は、割り当てられた乾燥機に入れられます。 燃料は灯油。温風乾燥です。

乾燥機の操作パネルです。 乾燥仕上がりまでプログラムが設定してあり、自動でセットした水分まで乾燥する事が出来ます。 仕上がったかどうかは、必ず検査用の水分計で再度水分をチェックします。 乾燥が終われば「籾摺り」作業に移ります。