アルバムへもどる佐藤ファームTOP(がんたら)

●籾摺り(もみすり)


■乾燥を終えた籾の殻をむいて、玄米に仕上げる作業です。
籾摺り、石抜き、選別、計量、袋詰めと一連の流れで作業が進みます。
籾貯蔵(もみちょぞう)と言うのは、乾燥を終えた時点でそのまま保管することを言います。


乾燥機より玄米が流れてきました。
左側がタンク。スクリュー移動によって右側の昇降機(しょうこうき)に移動し、籾摺り機に投入されます。

これが籾摺り機です。
籾を2つのゴムローラーの回転差によって殻をむきます。
殻がむけた物から上へ上へ(右側)と移動し、右側の昇降機によって次の石抜き機へ移動します。

これが石抜き機です。
振動によって物理的に比重の重い物が排出されます。
倒れた稲をコンバインで刈り取ると、土や石も一緒に巻き込まれ、お米に混入してしまいます。
この時点で石抜き作業をすることで、玄米への混入を回避します。

ここでも昇降機によって次の選別作業に移ります。

これが選別機です。
中に網が入っていて、玄米をふるいます。
網目より細い物は屑米(くずまい)として選別され、残った物が、また、昇降機によって移動して袋詰めにされます。

これが計量機です。
設定した重さになると、自動で計量が止まります。

30kgに詰めて出来上がり。

籾殻は空気で外に運ばれ、電柱の高さまでたまります。

この籾殻は園芸農家や酪農家の方が運んで使用します。

[もどる] [すすむ]

アルバムへもどる佐藤ファームTOP(がんたら)